梅雨真っ只中のあずまやの庭に、ツマベニチョウが姿を見せました。白い羽の先っちょの、黒で縁取られた美しい三角形のオレンジが特徴です。

英語で、 Great Orange Tip

このツマベニチョウの幼虫が育つ木が魚木(ギョボク)と呼ばれる木です。木部が軽くて柔らかく、魚釣りの擬餌を作るのに、適していた事からこの名前が付いたのだそうです。



あずまやの玄関右手に、大きなこの魚木があります。美味しそうなこの葉っぱを食べた緑色の幼虫が、夏にはの美しいツマベニチョウへと生まれ変わります。


今はまだ少ないですが、もうすぐ、ハイビスカスの咲く庭で、ひらひらと舞い踊る沢山のツマベニチョウに会う事ができるでしょう。

この季節、種子島のあちらこちらは、白く輝きます。道路脇の土手から道行く私たちに優しく微笑むのは、「鉄砲百合」と呼ばれる百合の花。


 今、民家の庭先にも必ずと言って良いほど咲き誇っています。


鉄砲伝来の地、種子島。「鉄砲百合」はこの鉄砲の筒の形をしているところから名付けられたのだそうです。蕾はまさに鉄砲の筒のような形をしています。一見、物騒な武器のイメージとは裏腹に、細長い筒状の先にポンッ!と開いた可憐な姿はシンプルで愛らしく、思わず笑顔になります。


花言葉は「純潔」と「甘美」。聖母マリアの様に清らかなイメージと甘い香り。


今あずまやは、清々しい空気と甘い香りで満ち溢れています。



3年目の春真っ只中のあずまやの、北の庭に、初めて梅の実が育っています。ご近所さんがボランティアで丁寧に手入れしてくださっている梅の木に。


ほんのり赤いお尻のまだ若い梅の実が、やんちゃに風と戯れている姿に、思わず微笑まずにはいられません。