この季節、種子島のあちらこちらは、白く輝きます。道路脇の土手から道行く私たちに優しく微笑むのは、「鉄砲百合」と呼ばれる百合の花。
今、民家の庭先にも必ずと言って良いほど咲き誇っています。
鉄砲伝来の地、種子島。「鉄砲百合」はこの鉄砲の筒の形をしているところから名付けられたのだそうです。蕾はまさに鉄砲の筒のような形をしています。一見、物騒な武器のイメージとは裏腹に、細長い筒状の先にポンッ!と開いた可憐な姿はシンプルで愛らしく、思わず笑顔になります。
花言葉は「純潔」と「甘美」。聖母マリアの様に清らかなイメージと甘い香り。
今あずまやは、清々しい空気と甘い香りで満ち溢れています。
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