この季節、種子島のあちらこちらは、白く輝きます。道路脇の土手から道行く私たちに優しく微笑むのは、「鉄砲百合」と呼ばれる百合の花。


 今、民家の庭先にも必ずと言って良いほど咲き誇っています。


鉄砲伝来の地、種子島。「鉄砲百合」はこの鉄砲の筒の形をしているところから名付けられたのだそうです。蕾はまさに鉄砲の筒のような形をしています。一見、物騒な武器のイメージとは裏腹に、細長い筒状の先にポンッ!と開いた可憐な姿はシンプルで愛らしく、思わず笑顔になります。


花言葉は「純潔」と「甘美」。聖母マリアの様に清らかなイメージと甘い香り。


今あずまやは、清々しい空気と甘い香りで満ち溢れています。



3年目の春真っ只中のあずまやの、北の庭に、初めて梅の実が育っています。ご近所さんがボランティアで丁寧に手入れしてくださっている梅の木に。


ほんのり赤いお尻のまだ若い梅の実が、やんちゃに風と戯れている姿に、思わず微笑まずにはいられません。








あずまやの庭で、真っ赤な原種のガーベラが、風と戯れています。細く伸びた茎の上に、ちょこんと乗っかるこれもまた細い懐かしい赤色の花びらが円を描き、風に揺れる姿は、まるで妖精の様。その様子を眺めていると、忘れていた何かを思い出させてくれる様な、そんな花の様な気がします。