鹿児島に「対話」と「挑戦」の協働文化をつくるプロジェクト「鹿児島未来170人会議」
自分自身の一歩を踏み出す為に、今回プレゼンターとして登壇してきました!
↑会場のかごしま県民交流センター、デカイ!
第1部の基調講演では、島根県雲南市でコミュニティーナースとして活躍する矢田明子さんがいらっしゃって、
何歩先も行ってらっしゃる矢田さんのお話は、
固定概念を抜いた思考、切実で正直な想いから真っ直ぐに進む姿に勇気をもらいました。
Community Nurse Company: http://community-nurse.jp/
↑講演の内容を「グラレコ」というライブで絵にして記録する手法するグラレコチームが活躍(すごすぎる)
第2部、20名のプレゼンターがそれぞれの挑戦を1分間のプレゼンで想いを伝える。
第3部、参加者はそのプレゼンを聞いて、興味が湧いたプレゼンターのテーブルで40分×3セットのワークショップを行うという流れ。
僕のプレゼンは、結果1分17秒かかり…笑
伝える難しさを痛感しました。
ここでは、自分自身への確認も含め、伝えれなかった想いを補足する(せこい)意味も込めて少し語ります。
そもそも「泊まれる植物館あずまや」は、
いつか島に帰ってきたいけど、実家の空き家が老朽化していて困っていた…家主の娘さんからのお話で知ることになりました。
そこには植物博士だった、家主さんが種子島の固有種や自生種、絶滅危惧種を集めた庭があり、専門家がみてもとても貴重な庭らしく
ただ維持するのも大変で、植物園や庭園って1〜2時間見たら終わり...開放したい想いはあったけど、時が経つに連れ運営が難しかった様子。。。
そこで宿泊ができて、イベントや集まる場所としても利用でき、庭で収穫したり、学べたりしたら今まで植物に興味がなかった人も少し植物と距離が近くなるかも?
と仲間と何気なく話しているときに、思いついた「泊まれる植物館」
せっかく建物をリノベーションするならと、地域の伝統工芸や自然を建材にコンバージョンしたり、種子島の人が持っている技術やアイディアを集約し、種子島産で作り上げた空間「泊まれる植物館あずまや」は、10年後に家主さんにお返しするのが、このプロジェクトの本質的なところかもしれません。
宿泊事業として、3年以内で資金を回収する。かつ地域の人々にも身近な存在となる。
そして家主さんの息子さんが種子島に帰ってくる10年後にも、地域に愛され、耐震性や性能も上がった状態、きちんと手入れされている状態の建物に帰ってこれる。
そんな仕組みの建築が島内に増えていき、空き家の家主さんがいつの日か故郷に帰ってくるのが楽しみな集落になっている。この活動にはそんなビジョンがあります。
そして何より、僕自身、一昨年の6月、種子島に一人で住んでいた大好きだった祖母が亡くなり、種子島に帰る理由が無くなってしまいました。
そんな時に、この空き家の話が来たのは何かの巡り合わせではないのか、今考えるとそう思います。
仕事として、誰かに会いに行く為、自分が生まれた場所として、大好きな祖母が最後まで愛した「種子島に帰る理由」を何でもいいから、とにかく本能的に欲しがっていたのかもしれません。
そこから僕の広島・福岡・鹿児島での3拠点生活が始まり、早2年が経ちました。
「あずまや」が僕と種子島の人達との繋がりをつくってくれて、そんな仲間と定期的に飲み会に参加を開催するようになり。いつの間にか種子島に飲みに行ったついでに活動してるんじゃないか?って錯覚するくらい、楽しくなってました。
そんな「あずまや」の現地を見た、庄屋の家主さんから使ってもらえるとありがたいとの話をいただき、今回のテーマである「SHO|YA project」へと繋がりました。
庄屋は現在、廃墟になり、非常に痛んでいる状態です。
昨年11月、建物内から、貴重な巻物が発見され、他にも鎧や刀など発見され、西之表市の鉄砲館に寄付されました。何より、種子島に庄屋の建築物が現存している事が貴重だといいます。
種子島の財産をどう活かすか慎重になってしまい、
ビジョン、使い方や用途など、本質的なところで、自分自身まだモヤモヤしていて、推進力を失った状態だった時、
この「鹿児島未来170人会議」のお話をいただきました。
初参加で未知なる「鹿児島未来170人会議」
普段種子島には行っていたけど、鹿児島の人とはあまり繋がりがなく、
鹿児島の方にとっての種子島という立ち位置や認識がどういうものなのか知る機会になるし、
様々な方面から来られるという参加者から「SHO|YA」プロジェクトへ思いもよらないコラボ・アイディアが出てくるのではないか、というのが参加前の期待
結果…期待以上の収穫でした。
↑ SHO|YAの図面に思い思いのアイディアなどを描き込んでもらいました。今回の大きな成果物になりました!
ワークに来てくださった方から沢山アイディアやコラボの話をいただき、
来れなかった人からも後で、沢山お話をいただき
プレゼンターの方には、こちらから繋がりたい人が沢山いて
とにかく思いっきりディスカッションできて頭フル回転でした。
紙に書き込めてないワードもあり過ぎて忘れないようにズラーっと。笑
DJライブ@SHO|YA
アトリエ→個展
朗読会
エアギターって楽しい
メンズヘルス相談したい
学生合宿
コミュニティ〇〇
薩摩焼窯に行く
屋久島に行きたい
奄美初上陸
志に共感の若手建築家
映画監督
グラレコの可能性
甑島行き
喋る必要のないプレゼン
コミュニティカフェ
ファシリテーターを務めてくれた「にょす」は、いつも的確なアドバイスをくれて、本当に良い出会いになりました!
最高の場を体感できた事はレイコップP、そしてスタッフの皆様、グラレコチームのおかげでホント感謝です!
今回出会えた方々とは今後も繋がっていきたい!もっと鹿児島を盛り上げていきたい!
↑懇親会も盛り上がりました!
「鹿児島未来170人会議」で鹿児島がさらに好きになりました。
決して簡単ではないですが「SHO|YA」の実現にも力が湧いてきました。
そしてこれからも、大好きな広島・福岡・鹿児島での3拠点生活を続けていけるよう頑張ります!
この記事の写真はブロガーかざりさんの記事から使わせていただきました!
沢山写真を撮っていてくれて感謝です!
是非チェック!→ http://kazaguluma.com/
最後に、この土日に「あずまや」「SHO|YA 」で東京から「NIKO NIKO TAN TAN」さんがMV・ニコニコキッチンの撮影をしてくださっていて、本当に行きたかった。。。
新作期待してます!!
NIKONIKOTANTAN → https://www.nikonikotantan.com/
更新日:2019年1月20日
あずまやのウッチーです!
西之表市住吉にある「泊まれる植物館あずまや」は2018年9月にオープンし、宿泊施設として様々な方に宿泊いただいております。
あずまや公式サイト:https://www.azumaya-hotel.com/
元々の家主さんが、集めた貴重な植物達を、家を空けている間、種子島の人達に植物園を開放して楽しんでもらいたい、という想いを引き継いで、立ち上げた「泊まれる植物館あずまや」プロジェクト
一部の方には既に宿泊以外でも利用いただいていますが、
オープン前から、あずまやでイベントやワークショップをしたいと言ってくださっていた島民の方が多数いらっしゃったのに、なかなかご案内が出来ておらず、、、ようやくお知らせします!
ワークショップや教室、ちょっとしたイベントやパーティー、個展、1日限定ショップなどなど、
ご利用希望の方は、なんと島民限定料金で「500円/1日」でご利用いただけます!!
島民の方には、あずまやが「公民館以上家未満」であり、「敷居の低いお洒落スポット」、「種子島のあずまや」のような存在になればという、立ち上げ当初からの思いもあってのご案内です。
とりあえず下見したいとかもOKです!
※ご利用には、「要予約制」「来た時よりも美しく」「SNSや近所の人に広めてもらう」という条件があります。
※近隣の方々への配慮もあり、夜間の音楽イベント等はお断りさせていただいております。
↑草木染ワークショップの様子
↑芭蕉プロジェクト定例会の様子
他にも親族の方や、孫家族、友達が来島する際の宿泊所としてご利用いただけるよう、通常の宿泊料金より割引がある「島民宿泊プラン」もあります!!
「島民宿泊プラン」の問い合わせはコチラから ↓
あずまや公式サイト:https://www.azumaya-hotel.com/
Tel:090-8228-4291
Mail: info@studiokanro.co.jp
少しでも故郷の種子島のためになればと思い立ち上げたプロジェクトです。
共感していただける方、シェア拡散していただければ幸いです。
鹿児島県の0.01%の人が集まる『鹿児島未来170人会議』のプレゼンターとして登壇させていただくことになりました。
種子島での『泊まれる植物館あずまや』と進行中の『SHO|YA project』についてプレゼンテーションしてきます!